メディカルリンク症例集

CASE.9

愛知県 大久伝内科

リアルタイム性が患者さんの安心感を高める。
救急搬送時や病診連携でも大きな役割

最近は血圧などをWeb上で自己管理するオンラインサービスが多くありますが、測定データがリアルタイムに医師に届くことが、メディカルリンク特有の価値です。わずらわしい記録をしなくても、自分の血圧がすでに医師のパソコンに映し出されている ― このことが患者さんに安心感を抱かせ、医師と患者間の信頼関係やアドヒランスの改善にも貢献し得ると考えています。
胸痛を持つハイリスク患者の血圧や脈拍は毎日でも監視したいところです。メディカルリンクを使えば、次の受診日を待たずにその時点で最新のデータを閲覧できます。しかも、メディカルリンクはクラウドシステムですから、場所やパソコンを選びません。自分のスケジュールに合わせて、適材適所に閲覧できることも業務効率や診断の質向上に役立っています。

大久伝内科 院長
寺田 正樹先生

BEFORE

  • 老眼鏡と手帳をさがし、細かい字を書く手間が家庭血圧の障壁となっている。
  • 血圧手帳は書式がばらばらで読みづらい。都合の良い値だけの記録に思える場合でも信じるしかない。持参し忘れたら見ることができない。
  • 膨大な家庭血圧データを他施設と共有する手段がない。

AFTER

  • 手帳への記入不要(測りっぱなし)の手軽さは高齢者の手間を解消でき、現役世代の忙しい朝でも習慣化が容易になった。
  • 統一画面で均一な評価ができる。血圧値の選択や誤記を排除でき、持参し忘れの心配もなく、信頼性が大幅に向上した。
  • 血圧の数値やグラフを電子ファイルの形で他施設と即座に共有可能。同一データに基づき、より緊密な病診連携ができるようになった。

71歳、女性。

動脈硬化が進み、血圧の変動がやや大きい。
トレンドグラフで血圧上昇が認められ、処方を変更、数日で著しい効果がみとめた。突発的な異常値も一過性の値と判断することができた。

何回目の値を採用するかを設定することにより、血圧変動の大きな患者でも安定した結果が得られます。突発的な異常値も即座に検出。生活習慣との対応付けで、患者指導にも便利です。オレンジとブルーの色分けにより朝晩同時に観察が可能です。

DOCTOR’S COMMENT

血圧のトレンドを朝と晩に分けて見れるため、薬効持続時間の評価や服薬時間の調整(夜服用など)などに便利です。表示範囲を広げ、推移を中長期にわたって見渡すことで、血圧の上昇・下降傾向や突発的な値も見つけやすくなります。この患者さんの場合、10月に入って明らかな血圧上昇が見られたため、ニフェジピンを追加投与したところ、即座に効果が確認できました。この変化も、メディカルリンクを使わなければ次の来院日まで見ることができませんでした。また、11月下旬に突発的な高値が見られましたが、生活習慣との対応付けで一過性のものと判断がつきました。